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 平成30年12月27日掲載

〔 Vol.04 : 新年の話題〕

 
❖ 零戦62型 210-118 京都嵐山美術館 {1978年頃 京都}

私の入っている“航空ジャーナリスト協会”のメンバーでもある、映画監督の片淵須直さんが、2018年1月に続き、この2019年の正月も、「零戦についての深いはなし2」を神田のホールでおこないます。 昨年の講演を聞きましたが、この「xxxの深いはなし」のタイトル通り、納得のいくまで追求するという片淵監督のはなしは、映画「この世界の片隅に」を見ての通りで、趣味だからできるという、私も、理想とするところです。なお、写真の零戦は1978年、琵琶湖から引き揚げられたもので、京都嵐山美術館で修復後、展示したときのものです。なお、この機体はその後白浜等で展示されていましたが、屋外展示であったため損傷がひどく、2005年に引き取った呉の大和ミュージアムが再度大規模修復し、現在同所に展示されている機体です。

 
❖ F4Fワイルドキャット シカゴオヘア空港第1ターミナル{2005年 シカゴ}

大戦当初、日本のゼロ戦の好敵手でもあったF4Fがオヘア空港に展示され、機体の周りには、この空港名の元となったオヘア少佐( Edward Butch O'hare)の経歴等もあり、現在でもこの空港のメモリアル展示となっています。なお、オヘア少佐は1942年、ソロモン近海で空母レキシントンから出撃し、日本の爆撃機(一式陸攻)を一度に5機を撃墜し、一躍エースとなり大統領(FDR)からメダルを授与される等、英雄となりましたが、1944年タラワ環礁で日本軍と交戦中に行方不明となっています。

 
❖ ダグラスDC-8  JAL  北海道近海の流氷 {1968年 北海道近海 }

毎年正月過ぎになると、北海道への流氷接岸が話題になりますが、1968年頃テスト飛行中の機内から見えた、恒例の流氷群です。

 
❖ ボーイング707 TWA  グランドキャニオン上空 {1974年 アリゾナ州 }

1974年 オクラホマからロスへ戻る際、機内から見たグランドキャニオンです。アメリカ人にとっては、日本で富士山をみて感動するのと同じ位のことらしく、機内でアナウンスされるのと同時に、パイロットが左右にバンクし見せてくれました。グランドキャニオンの標高が高く、巡航高度でも意外に間近に見られた事を覚えています。

 

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